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作ることと、伝えることのあいだで2026.1.3(土曜日)

今年のお正月は、
着物で過ごしました。

特別なことをした、というより、
いつもの延長のような時間です。

支度をして、
静かに出かけ、
家に戻り、
また日常に戻っていく。

そうした何気ない時間の中で、
装いや持ち物について、
あらためて考えることがありました。

ものを作ることと、
それをどう伝えるかについても、
同じように。

そんなことを思いながら、
この文章を書いています。

ものを作ることと、
それをどう伝えるかは、
似ているようで、少し違います。

Instagramを続ける中で、
「どうすれば届くのか」
「どうすれば見つけてもらえるのか」
そんなことを考える時間も増えました。

けれど、
目立つことや、強い言葉を選ぶことが、
必ずしも自分の作るものに合っているとは
思えなかったのです。

私が大切にしているのは、
慌ただしく消費されるものではなく、
使う人の時間の中に
静かに残っていくもの。

だから、発信も同じように、
「丁寧であること」
「余白を残すこと」
を意識しています。

たとえば、
日々の暮らしを整えること。
装いを整えること。
少し立ち止まって、
今の自分にとって心地よいものを選ぶこと。

そうした感覚は、
特別な日だけのものではなく、
日常の中にこそあるものだと思っています。

着物も、バッグも、
何かを主張するためのものではなく、
その人自身の美意識が
自然とにじみ出るための存在であってほしい。

だから私は、
流行や分かりやすさよりも、
長く使い続けられること、
時間とともに馴染んでいくことを
選んできました。

Instagramでは、
「丁寧な暮らし」
「日々を整える」
「余白のある時間」
そんな言葉を添えながら、
日常の一場面を切り取っています。

それは、
共感を集めるためというよりも、
同じ感覚を大切にしている方と
静かに繋がれたら、という思いからです。

たくさんの人に届かなくてもいい。
けれど、
必要な人のもとに、
きちんと届いてほしい。

ものを作ることも、
それを伝えることも、
私にとっては、
同じ姿勢で向き合うものです。

日々を整えながら、
時を重ねるように、
これからも続けていきたいと思っています。


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