向き合ってきた時間のこと2026.1.9(金曜日)
お客様のオーダー品を、
お届けする準備をしていました。
今回仕立てたバッグには、
丹後の生地を使っています。
生地を手にしながら、
ふと、丹後の景色を思い出していました。
ブランドを立ち上げた頃、
美しい生地を求めて、
何度も足を運んだ丹後。
仕事の合間に眺めた、
広がる海の色や、
季節ごとに変わる空気。
その土地に流れる時間ごと、
生地と向き合っていたように思います。
丹後ちりめんの白生地を織っていただき、
染めを施し、
その生地をバッグに仕立てる。
当時は、
特別なことをしているというより、
いいものを作りたい一心で、
日々の製作に向き合っていました。
今振り返ると、
手間のかかる工程も、
自然な流れだったように思います。
流行や分かりやすさよりも、
自分が納得できることを
一つずつ選んでいただけでした。
こうして今も、
丹後の生地を使ったバッグを
お届けできていること。
生地と向き合ってきた時間の中には、
あの海の静けさや、
土地の空気も、
どこか残っているように感じます。
向き合ってきた時間は、
声高に語るものではなく、
ものの中に
静かに残っていくもの。
これからも、
必要だと感じることを
一つ一つ選びながら、
製作を続けていきたいと思います。
~京薫る パリの彩り~
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