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使わない日も、そこにあるということ
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使わない日も、そこにあるということ2026.1.14(水曜日)

今朝、
一通のメールが届きました。

そこには、
「使わない日も、私と娘の目に入る場所に置いています」
と書かれていました。

バッグは、
本来、使うためのものです。
出かけるときに持ち、
必要なものを入れ、
役目を果たす道具でもあります。

けれど、その一文を読んだとき、
それだけではない何かを
受け取っていただけているのだと感じました。

使わない日も、
視界に入る場所に置いてあるということ。
それは、
「しまい込まれていない」ということでもあり、
生活の流れの中に
自然に存在しているということなのかもしれません。

目に入るたびに、
少し気持ちが整ったり、
ふっと安心したり。

そうした時間の中に、
作ったものが静かに溶け込んでいることを思うと、
とてもありがたい気持ちになります。

これまで、
なぜこの形なのか、
なぜ変えずに作り続けているのか、
そんなことを少しずつ言葉にしてきました。

けれど、
作る側がどれだけ考えていても、
最後にその意味を完成させるのは、
使ってくださる方なのだと、
あらためて感じます。

使う日も、
使わない日も。

その人の時間の中に、
無理なく存在していること。

それは、
特別な役割を背負わせることでもなく、
目立たせることでもなく、
ただ「そこにある」ということ。

ものづくりにおいて、
それ以上のことを
望まなくていいのかもしれません。

作ったものが、
誰かの暮らしの中に置かれ、
時間とともに
その人の景色の一部になっていく。

今朝のメールは、
そんなことを
静かに教えてくれたように思います。


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