気づけば、こればかり2026.1.19(月曜日)
気づいたら、
このバッグばかり手に取っている。
そんなふうに話してくださる方が、実は少なくありません。
洋服の日も、
着物の日も、
特別な予定がない日も。
「今日はどれにしようか」と考える前に、
いつの間にか手が伸びている。
理由はきっと、とても単純で、
同時にとても曖昧なものなのだと思います。
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このバッグは、
目立つためのものでも、
装いの主役になるためのものでもありません。
むしろ、
持つ人の所作や空気に、
そっと寄り添うような存在でありたいと考えています。
手に取ったときの重さ。
身体から少し離れた位置に、自然に収まる距離感。
歩いたときに、静かに揺れるかたち。
「使いやすい」よりも前に、
「違和感がない」。
その感覚が、
日々の中では一番大切なのかもしれません。
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選ぶ理由を言葉にしなくてもいい。
ただ自然に、
今日もこれを持って出かける。
そんな距離感が、
いちばん心地いいと感じています。
バッグは、
しまっておくものではなく、
使われて初めて完成していくもの。
傷やシワも、
時間の積み重ねとして、
持つ人の暮らしに馴染んでいく。
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満ちる途中の月のように、
使う人の時間の中で、
少しずつ完成していく形でありたい。
そんな思いを込めて、
ひとつひとつ、
アトリエで形にしています。
特別な日だけでなく、
何でもない日にも、
自然と選ばれる存在であること。
それが、
このバッグにとっての
いちばんの理想です。
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もし、
「気づいたら、こればかり使っている」
そんなふうに感じていただけたら、
作り手として、これ以上嬉しいことはありません。
~京薫る パリの彩り~
京都の技巧(わざ)とフランスのエスプリの融合…
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