私ががまぐちバッグに竹を取り付けた理由は、
よりオリジナルのバッグに仕上げたいと思ったのがきっかけです。初めはシンプルな口金でバッグを製作していましたが、
段々と物足りなくなり、京都には竹が沢山ある事から竹を取り付け、フランスの生地と融合させたら面白いなぁと感じました。それからあっという間に4,5年…経ちますが、『竹』を軸にブレる事なく、
漆を塗って頂いたり、、、、蒔絵を描いて頂いたり、、、と色んなことに挑戦してきました。
そして、今回の新たな挑戦は、
『箔』

竹に箔をのせることは、大変難しく中々定着せず
半分諦めかけていたのですが、
京都の箔職人の方が試行錯誤の後、
約一年半かけて完成させてくれました！
とても渋いけれど、
どこか新しくもあり、粋なバッグに仕上がっております。

和風の自然素材と、フランスやイタリアなど、ヨーロッパのファブリックとの融合が楽しくてたまりません。
それができるのも、やはり京都の熟練の職人さんが力を貸してくださるから…。本当に有難い事だと感謝の気持ちでいっぱいです。
京都には、様々な技術を持たれた職人さんが沢山いらっしゃいます。そして、その技術を受け継ごうと頑張っている若手職人さんたち。皆様、古くからの技術を生かして何か新しい事ができないかと、いつも前向きな姿勢に刺激を受けます。
お陰様で、
改めて『ものづくり』っていいなぁと思う日々を過ごさせて頂いております。

職人技の詰まったL’odeurのバッグたち。
ぜひ、実物をご覧頂けたら嬉しいです！

～京薫る　パリの彩り～
京都の技巧（わざ）とフランスのエスプリの融合…
洗練された大人の女性のための
【唯一無二のがまぐちバッグ】
L'odeur de Kyoto　ロデール・ドゥ・キョウト