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漆バッグ 第二弾! テーマ 〜根来塗〜
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漆バッグ 第二弾! テーマ 〜根来塗〜2019.10.21(月曜日)

〜思い出の根来塗〜

ある友人が連れて行ってくれた和歌山の根来。
その友人が好きな根来塗。

こちらの作品は、輪島のプロの職人さんと交流を深めながら、
ゆっくりと時間をかけて仕上げていただいた作品です。

鎌倉時代に高野山から紀伊国根来寺に移って来た僧徒が寺内で使用する漆器を製作したのが根来塗の始まりとも言われている。
豊臣秀吉の「根来攻め」に遭い、漆職人たちは、輪島、薩摩に分散し一時途絶えてしまう。
しかし、各地でそれぞれに成長し、現代で「ジャパン」と称される漆器のルーツであるとも言われている。

この「赤」の表現が難しいのだが・・・・・
司馬遼太郎は『街道をゆく』の中で、根来塗りの赤をこう表現している。

『主張や執着というどぎつさを去ってしまったもので、こういう色は稀に天然の中に見る。例えば、残照の雲間にふとあらわれて次の瞬間には消えるかもしれない赤である。』と。

改めて漆、色、共に深い・・・。

完成したバッグを眺めながら、
秋の根来寺へ行ってみたくなった。


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