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竹根の歴史
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竹根の歴史2021.2.13(土曜日)

竹根の歴史は古く、平安時代に遡ると言われています。当時の将軍である源頼義公が戦に向かう際の休息地で、その時に愛用されていた竹根の鞭を地面に突き刺し武運を祈願して出陣されました。その結果、頼義公は大勝を得ることができ、突き刺した鞭を奉納したそうです。それ以来、この伝説にあやかり、武士たちが武運を高める目的で竹根の鞭を求めました。

江戸時代に入ると、参勤交代の武士たちにとても人気でした。

1891年に大津で起きた”大津事件”5月11日に日本を訪問中のロシアのラストエンペラーニコライ(後のニコライ2世)が、滋賀県滋賀郡大津町で警備にあたっていた警察官・津田三蔵に突然斬りつけられ負傷した、暗殺未遂事件。
この事件でサーベルで切り付けられた時、竹のスティックで応戦し命拾いをしたというエピソードも残っています。
また
1872年、英語教師として来日していたジェームス・グリーンが竹根のステッキをイギリスに持ち帰ると、ロンドンで大流行!
1904年のセントルイス世界万国博覧会にも出品された竹根のステッキは人気を博し、チャップリンも愛用するなど、英国紳士の日用品として広く普及し、明治維新以降は販路が海外にまで広がり、自然物としての独特の風合いは欧米先進諸国の嗜好に適し、輸出商品として普及するようになりました。

竹根は2つとして同じものはありません。
節の間隔や太さ、一つ一つ違います。
そして、その一つ一つを丁寧に人の手で想いを込めて加工していくので、同じものを作ったとしても全く同じものは完成しないのです。
竹根は生命の源。
そこからはエネルギーを感じます。
自然本来の魅力溢れる竹根。
自然の良さを大切にしたい…
私はそこに竹根をバッグに取り入れる魅力を感じています。
だからこその『唯一無二』なのです。


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