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京都 丹後での出逢い
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京都 丹後での出逢い2021.2.15(月曜日)

私は、元々、
フランスと京都にこだわってバッグ作りを始めましたが、
昨年の海外出展『フランス→ドイツ→イタリア→シンガポール』続きにより、他の国々のファブリックにも興味を持つようになりました。
そんな中、
海外の方たちは、特に京都に対しての想いが強く、また日本人の技術は素晴らしいといろんな地で言われた事にハッとしました。
せっかく京都にいるのに、
海外の方へ、京都の良さを伝えられない……
バッグを通して、もっともっと京都をアピールできたらいいのに!
そんな事を考えていると、
出逢うものなのですね…
ある方が丹後に素晴らしい織物を作られていて、
世界へ発信されている方々がいらっしゃるので、紹介したいから一緒に丹後へ行きませんか?とお誘いを受けました。
私にとっては大変有難い事で、
丹後へ向かう道中、ワクワクが止まりませんでした。
まず、ご紹介頂いたのは、
『民谷螺鈿』さん。
パリコレにも使用されたり、
世界の一流ブランドからもお声がかかり、
京都 丹後から世界へ発信されてる凄い方でした。
そんな方なのに、とても気さくでお話も面白く、
和やかな雰囲気の中、沢山のテキスタイルを見せて頂きました。世界を相手にものづくりをされてる方はやはり、情熱が違いますね!螺鈿はもちろんの事、シルクに革を織り込んだり、
今まで私が知ってる螺鈿の織物とはまた一味も二味も違った斬新なものでした。
螺鈿を織り込んだテキスタイルは、なんとハリーウィンストンの時計の文字盤にも採用されたそうです。
全てがとても刺激になり、
お恥ずかしいですが、知らない事だらけで、
もっともっと勉強なくちゃと思った次第でした!

私が、仕事の中で出逢う方は、
皆、とても真摯的です。
オードリーヘップバーンの言葉に
『威張る男性は一流ではないのよ』
というのがあります。確かに!と思う事が多々あります。
それはきっと、現状に満足せずに、純粋に追い求めている方ばかりだからだと思います。
常に自分の目標に向かって走り続けている方ばかり。
私も、真摯に、これからもバッグ一筋で頑張って行きたいと改めて思えた丹後での時間でした。

さて、民谷螺鈿さんのテキスタイルを使ったバッグは、
新宿伊勢丹の『京都展』(2月23日から28日まで)にてお披露目致します。
掲載させて頂いた写真のバッグは、
民谷螺鈿さんのテキスタイルとフランス、イタリアのファブリックをコラボさせたものです。
とても柔らかく肌に吸いつくような上質な革をシルクに織り込んだ魅力あふれる民谷螺鈿テキスタイル。
ぜひ、実物をご覧頂けたら…と思います。

そして、次回のブログでは、
同じく丹後で出逢った「創作工房 いとあそび」さんのお話です!お楽しみに!


~京薫る パリの彩り~
京都の技巧(わざ)とフランスのエスプリの融合…
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